交通系電子マネーを付帯するクレジットカードの中にはオートチャージできるカードもあります。
オートチャージとは交通系電子マネーの残高が一定以上減った場合、一定金額を自動でチャージするシステムです。

頻繁に電車に乗る場合、頻繁にチャージするのが面倒たったりしますよね。
なので、オートチャージは非常に便利なものです。

ということでメリットばかり目立つオートチャージのシステムですが、実はデメリットもあります。
それはオートチャージの方が不便では?というようなデメリットもあります。
今回はそのようなオートチャージについての、デメリットに絞った記事を書きます。

オートチャージのデメリット

オートチャージの最大のデメリットは、オートチャージできる駅が限られていることにあります。

どういうことか?といいますと・・・
オートチャージは電子マネーの残高が一定の金額より下がって、なおかつ該当の駅を自動改札で出た場合にチャージされます。

つまり残高が微妙に少なくて、オートチャージの該当の駅じゃない駅の自動改札を抜けた場合、残高不足になるリスクがあります。

私が体験した実例を紹介します。

仕事の同僚と電車の特急で海外出張に行くために空港に向かいました。
そして、空港の駅に到着して、駅の改札を抜けると突然同僚の1人がいなくなりました。
どこに行ったんだろうと探してると、なぜか5分後位に改札を抜けてやってきました。
「どうした?」と聞くと同僚は・・・
「電子マネーの残高不足でチャージしてた・・・
いつもオートチャージなんだけど、この駅はオートチャージされない駅だし、会社から駅まで1500円位かかってるから、残高不足になったよ」
「しかも改札通ろうとして、残高不足で通れなかったから、後ろの人がつまって迷惑かけたし・・・」

このようなことが起こるリスクは当然あります。
オートチャージされる駅が限定されているのが原因です。

とくに電車でちょっと遠出をすると、電車賃が高額になることとオートチャージされない駅になることなどが重なると残高不足になる可能性は高いですね。

しかもオートチャージは3000円チャージされるなど、チャージされる金額はあまり大きくありません。
少しでも遠出する場合は、結局手動でチャージする必要があります。

もう一つの大きなデメリットはクレジットカードからのチャージなので後払いです。

手動でチャージする場合、確実に財布からお金が減ります。
お金が減ったということを実感できます。

でもオートチャージではお金が財布から減りません。
使ったという感覚が薄れるのはオートチャージのデメリットですね。

これはオートチャージだけでなく、クレジットカードでの買い物でも言えることですね。

特にリボ払いの設定をしている場合は注意が必要です。

もう少し頑張れば超便利になるオートチャージ

私が思うにどの駅のどの改札を通過してもオートチャージされるシステムになれば、相当便利です。
今のシステムは不完全感がありますよね。

今のオートチャージのシステムなら、1ヶ月に1回、1ヶ月使う分を手動でチャージする方がいいような事例もたくさんあります。

ただ、通勤の駅がオートチャージの該当駅などであれば、非常に便利に使えることは間違いないです。

自分が使う主要な駅によってオートチャージを使うべきかが変わってきます。

ということで、もう少しシステムが改善されることを期待してます。

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