三菱UFJニコスが発行するクレジットカードにMUFGカードがあります。

このクレジットカードは三菱UFJ銀行の銀行系カードとも言えますよ。

そんなメガバンクのMUFGカードにイニシャルカードというラインナップがあります。
これはヤングゴールドカードに非常に近いカードです。

今回はそんな20代のヤングカード。MUFGイニシャルカードについて解説します。

MUFGイニシャルカードの特徴

MUFGイニシャルカードとよく似たカードといえば・・・
三井住友プライムゴールドカードです。
このカードは20代限定で30歳を過ぎた最初の更新でゴールドカードに自動でアップグレードされます。
審査が厳しくステータスの高いゴールドカードが30歳から持てるチャンスがあります。

では、今回紹介するMUFGイニシャルカードはどうでしょうか。

18歳以上、29歳未満なら入会資格があります(高校生除く)
もちろん審査があります。

年会費は1250円(税別)ですが、学生は無料になります。
また、年間20万円カード利用すると翌年の年会費が無料になります。

社会人は初年度年会費無料ですね。

そして、このイニシャルカードの最大の特徴は有効期限が5年ということですね。
「それが特徴・・・普通では」
と思いましたか?

有効期限5年の最初の更新でMUFGカード ゴールドに自動アップグレードされます。
通常のヤングゴールドカードと大きく異なる点はここですね。

つまり18歳でイニシャルカードを手にしたら、最短23歳でMUFGカード ゴールドを手にできるわけです。
券面もかっこいいです。

20代前半でメガバンク系列のゴールドカードを所有するってなかなかのステータスですよ。
これはかなりのメリットですね。

逆に言えば、イニシャルカードを5年以上所有できないということも言えます。
これをデメリットととらえるかは微妙ですけどね。

イニシャルカードの国際ブランドは
・VISA
・マスターカード
・JCB
この3つから選ぶことができます。

VISA、マスターカードならアップルペイを使うことができます。
なので、今は使わなくても将来的にアップルペイを使うことを予測してVISAかマスターカードがおすすめです。

別のラインナップ扱いですが、「MUFGカード・イニシャル・アメリカン・エキスプレス・カード」もあります。
アメックスブランドならアップルペイは使えません。
でも、アメックスブランドが憧れならば、おすすめですよ。

なんてったって、このカードも5年の更新でゴールドカードに自動アップグレードです。
「MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」になるんです。
アメックスのゴールドカードが持てます。
しかも、年会費1905円(税別)です。
この年会費でアメックスゴールドを所有できるなんて、コスパいいです。

更に、「MUFGカード・イニシャル・アメリカン・エキスプレス・カード」は通常のイニシャルカードと同様に、年会費1250円(税別)で年間のショッピング利用料金が20万円以上なら翌年の年会費は無料です。

アメックスで実質無料レベルのクレジットカードってなかなかないですよ。

何度も言いますが、コスパは最高ですね。

イニシャルカードのデメリットやメリットは?

イニシャルカードのデメリットは更新できないことですね。
5年後の更新でゴールドカードに自動アップグレードはうれしいですが、逆に言えばイニシャルカードを使い続けることができないとも言えます。

ただ、ゴールドカードといえども、年会費2000円弱なのでアップグレードしない理由はあまりないと思います。

もう一つデメリットを上げるならポイントですね。
ポイント還元率は基本0.5%です。

これは、銀行系クレジットカードらしいですね。

銀行系カードでは普通ですが、もっと還元率の高いカードはあります。
しかし、還元率の高いクレジットカードはどうしてもステータスが高くない傾向があります。

ポイントの基本の還元率は低いですが、イニシャルカードに関してはポイントは結構たまります。

その理由は「グローバルPLUS」というシステムにあります。

1か月の利用が3万円以上なら、基本ポイントが20%アップします。
20万円なら、基本ポイント50%アップです。

しかも、入会3か月間はポイント3倍です。

毎月3万円以上使えば、そこそこ高い還元率になります。
毎月20万円使えば、高案元率と言えるくらいになっちゃいますよ。

まあ、毎月20万円をクレジットカードで決済するのか・・・という問題もありますね。
特に20代では毎月20万円クレジットカード決済はなかなかないですね。

でも、毎月3万円なら現実的な数値ですね。
電気代や携帯料金をイニシャルカードにすれば、割と簡単にいきます。

保険については、ヤングゴールドカードと比べるとやや劣る部分もあります。
国内旅行損害保険はありません。

海外旅行損害保険は最高2000万円です。
注意しなければならないことは、2年目からは年間の利用金額で保証金額が変わります。

・年間利用金額20万円以下なら最高100万円
・年間利用金額20万円以上なら最高2000万円

イニシャルカードはその特性上、そこそこ使わないとお得ではないですね。
ある程度の金額を使えば、銀行系カードにしてはかなりの高還元率にもなります。

また、ショッピング保証も最高100万円付帯しています。

残念なところは電子マネーはついていません。
イニシャルカードをメインカードにするなら別途電子マネーを使ったほうがいいです。

まとめ

総合的に見てイニシャルカードはゴールドカードへのアップグレードを考えると最高のカードですね。
ゴールドカードのアップグレードにメリットを感じないのであれば、イニシャルカードを持つ意味はほぼありません。

ゴールドカードを取得するための、カードというのがイニシャルカードを持つ一番の理由となるのではないでしょうか。

やはり銀行系カードなだけに、ゴールドカードにはステータスカードです(しかもメガバンク)。

ちなみに私がもし20代ならイニシャルカードはほしいです。
残念ながら私は20代ではありませんが・・・・

さあ、あなたはイニシャルカードに魅力を感じるでしょうか?