住宅ローンといえば、人生で一番高いローンではないでしょうか。
いつの時代でも夢のマイホームですね。
もちろんマンション所有なんてのもマイホームと同じですね。
何千万円というローンを組む場合は、それなりに厳しい審査があります。
当然ながらこれに通らないとローンは組めません。
そうなると、残念ながら夢のマイホームは、本当の夢になってしまいます。
住宅ローンは組みやすくなったとは言え、やはり審査は厳しいです。
高額の住宅ローンは様々な角度から審査が行われます。
基本的な審査基準は下記の通りです。
- 給与所得者であること
- 勤続年数が3年以上(フラット35は除く)
- 年齢は40歳未満
- 保証会社に加入できること
- 過去の借金の返済に遅れがないこと
かなりザックリですが、最低限このようなことが基準です。
クレジットカードの利用履歴も意外と重要視します。
過去にどのようなローンを組んだか・・なども詳しく見ます。
事故がなかったとしても、クレヒスがないスーパーホワイトだと審査通過が逆に難しくなるほどです。
クレジットカードを使いこなすことは、信用という点でも重要視されます。
クレジットカードの使い方が住宅ローンに及ぼす影響とは
結構見落としがちになるのがクレジットカードの利用履歴です。
これが、住宅ローンの審査に大きく影響します。
クレジットカードの使用でトラブルがあると、審査に大きな悪影響があります。
逆に問題なく、しっかりカードを利用していれば、審査に良い影響があります。
まず、完全に審査が通らないのは、支払いの延滞を続けていることです。
延滞が続いているということは、まず審査に通りません。
過去に延滞があった場合も、通らない可能性が高いです。
この場合はブラックリストに載っているはずだからです。。
このブラックリストに載ると、5年間は履歴が残ります。
延滞があった場合は、5年はローンに通りにくいと考えていいでしょう。
特に住宅ローンは通らないと思っていいです。
延滞から5年経てば、ブラックリストから削除されます。
こうなると、ローンが通る可能性が出てきます。
クレジットカードでも通常のローンでも延滞は絶対に避けるべきです。
5年間は結構長いです。
このことから、延滞があった場合は、5年間はローンに申し込まない方がいいです。
クレヒス には、ローンの審査に通らなかったという履歴も残ります。
これも、後々の悪影響が考えられます。
しかし、うっかり残高不足で引き落としできなかった場合・・・
この事例では対処を迅速にしっかり行えば問題ありません。
ただし、これを繰り返すと「問題あり」となります。
リボ払いやキャッシング枠事態がローンの審査に影響する
カードのキャッシングを利用してなくても、キャッシング枠があるだけで審査に影響します。
これはなぜか・・・
基本的に住宅ローンなどは年収に対して、年間の返済金額の割合が約30%以内でなければいけません。
単純に年収が1000万円であれば、年間の返済金額の上限は300万円となります。
しかし、この割合は総合的に見た場合です。
例えば自動車ローンの返済が年36万円ある場合は・・・
年間の返済金額300万円ー36万円で住宅ローンの年間の返済金額の上限は264万円となります。
これにカードのキャッシング枠を追加です。
もしキャッシング枠が30万円あったとします。
利用してなかったとしても、即借りることができます。
なのでこれも組んでいるローンと考えます。
つまり、最終的に・・・
年間の返済金額300万円ー自動車ローン36万円ーキャッシング枠30万円・・・年間の住宅ローンの返済金額の上限は234万円となります。
なので、クレジットカードのキャッシング枠がある場合・・・・・
住宅ローン審査前に0にしておいてもいいでしょう。
また、ショッピング枠でリボ払いをしている場合も同様です。
ただしリボ払いの設定があっても、リボ払いをしていない場合は除外します。
このように、実質ローンがあると借りれる金額はどんどん減額します。
住宅ローンの審査前にはカードの使用状況を確認して改善する必要があります。
できれば、自動車ローンなどもない方がいいですね。
しかし、過去にキャッシングをしていたことや、リボ払いをしていたことは審査に影響ありません。
きちんと返済していることが重要です。
まとめ
住宅ローンの審査前には現在のローンやクレジットカードの見直しが必要です。
住宅ローンで借りる金額が大きければ、大きいほど影響があるので注意が必要です。
また、住宅ローンは銀行やローン会社によって審査規準がことなります。
例えば・・・
Aという銀行の審査に通らなくても、Bというローン会社の審査に通る場合があります。
金利を考えるとおそらく、審査が厳しい銀行などの方が有利な場合が多いです。
なので、住宅ローンの審査をする場合は一括審査をおすすめします。
例えば下記のようなサイトでの申し込みですね。
このようなサイトは基本的に無料で使用できます。
こういったサイトを活用するのもいいですよ。
また、住宅ローンを組んでマイホームを購入したけれど、支払いが大変。
このような事例は増加傾向にあります。
マイホームを手放すという事態も増加傾向です。
マイホームを持つことの経費は、住宅ローンを払うだけではありません。
固定資産税や古くなった場合の修繕費などがあります。
また、今住んでいる賃貸より居住空間が広くなれば、それだけ光熱費もかかります。
この光熱費が意外と盲点だったりもします。
住宅ローンを組む前にはよく考えて申し込みしましょう。