電子マネーとプリペイドカードとの違いって知ってますか?
どちらもチャージして使うのが基本ですが、何が違うのでしょうか・・・
この疑問を解決すべき、私はいろいろ調べました。
この2つの違いはあるのですが、最近は結構違いの境界線が曖昧になっていますね。
なので、それぞれの特徴をまず考えてみましょう。
プリペイドカードとは?
プリペイドカードの歴史は電子マネーに比べて古いです。
一番有名なプリペイドカードは「テレフォンカード」です。
最近はめっきり使う人は減ってしまった、テレフォンカードです。
他にはハイウェイカードやオレンジカードなど・・
もう廃止されてしまっている、この懐かしきカード。
最近の10代や20代の若者はこのカード自体知らないかもしれませんね。
これらもプリペイドカードですね。
昔はプリペイドカードといえば・・・
このようなチャージはできないけど、残高がなくなるまで、繰り返し使えるカードがプリペイドカードでした。
昔からあり、今も使われる「QUOカード(クオカード)」もプリペイドカードですね。
最近はチャージできるプリペイドカードが主流ですね。
電子マネーのiDを搭載するプリペイドカードも出てきました。
「dカードプリペイド」は電子マネーとプリペイドカード両方の特性を持っていますね。
では、何を持ってプリペイドカードなのか?
一般的に先払いのクレジットカードと考えればいいでしょう。
最近主流のプリペイドカードにはVISAやマスターカードなどの国際ブランドがついています。
ネットでクレジットカードとして使用することも可能です。
もちろんレジで普通に買い物することも可能です。
ただし、チャージした金額以内という制限はあります。
このように、チャージした金額のみ使えるクレジットカードがプリペイドカードという認識でいいでしょう。
一部テレフォンカードのようなチャージできないプリペイドカードもあります。
電子マネーとは?
電子マネーは最近本当に種類が増えましたね。
電子マネーの代表と言えば「Suica」ではないでしょうか。
Suicaは数ある交通系電子マネーの一番発行枚数が多い電子マネーです。
流通系ならばEdyやWAON、nanacoが有名な電子マネーです。
クレジットカードやプリペイドカードやスマホに電子マネーの機能を与えるのが、
「QUICPay(クイックペイ)」と「iD(アイディー)」です。
この「QUICPay」や「iD」があるから、クレカやプリペイドカードと電子マネーの境界線が曖昧になってしまったんです。
とは言え、これは便利になったということですけどね。
ちなみに「QUICPay」は後払い専用の電子マネーです。
「iD」は先払いと後払い両方に対応した電子マネーです。
そのカードの特性により先払いのみの「iD」やその逆もあります。
「iD」はその使い勝手の良さから、加盟店が一番多い電子マネーです。
電子マネーの一番の特徴は非接触式であることです。
かざすだけで、支払いが済むということですね。
電車の改札はまさに電子マネーの特性を活かしていますよね。
電子マネーやプリペイドカードを使う理由
電子マネーを使う理由は簡単ですね。
交通系電子マネーならチャージした金額内なら切符を買わないで電車を乗ることが可能です。
切符を買う時、行きたい駅を調べて、金額を調べてその金額の切符を買う・・・
という面倒な作業がいらないんですね。
これは慣れると、それなしでは超不便を感じる電子マネーです。
完全に生活に根付いていますね。
また、Edyやnanacoなどの流通系電子マネーはポイントが貯まるということで人気ですね。
支払いも小銭を出さなくて、かざすだけで支払いが済むので楽です。
iDやQUICPayはスマホやクレジットカードを電子マネーのような機能を与えることができるので、これも便利です。
プリペイドカードにも電子マネーの機能を与えることができます。
電子マネーは便利・・・ではプリペイドカードは・・?
プリペイドカードはクレジットカードのように使えるのがメリットでしょう。
国際ブランドがついて、クレジットカードの番号もあります。
なので、ネットショッピングにも対応しています。
特にすごいのが「マネパカード」というプリペイドカードですね。
海外でも日本でも使えます。
しかも、「マルチカレンシー」です。
マルチカレンシーとは複数通過のことを言います。
つまり「マネパカード」は1枚のカードに6個の通過をチャージできます。
海外のATMで現地通貨で現金を引き出すことも可能です。
マスターカードの国際ブランドがついているので、クレジットカードのようにも使えます。
チャージした金額内での使用ではありますが・・
年会費無料や審査もなしで簡単に作ることができます。
もちろんマネパカードはマルチカレンシーなので、海外によく行く人が使います。
日本国内だけの使用なら、メリットは感じられないのがマネパカードですね。
こういった、使い方によっては超便利なのが、電子マネーやプリペイドカードです。
また、ポイントを貯めることが楽しみで電子マネーやプリペイドカードを使う人もいます。
まとめ
このように電子マネーとプリペイドカードの違いは曖昧です。
クレジットカードとの違いもちょっと曖昧になりつつありますね。
なので、カードとして考えるのでなく、機能として考えるとわかりやすいかもしれませんね。
・「電子マネー」の機能がついたクレジットカード
・「電子マネー」の機能がついたプリペイドカード
・「電子マネ」ーの機能しかない「ICカード」
このように考えるといいかもしれません。
また、クレジットカードと違い、審査がないのも電子マネーやプリペイドカードの特徴ですね。
年齢も15歳以上など、比較的低年齢から作れるのもメリットであり、クレジットカードとの違いですね。