クレジットカードのショッッピング枠の現金化する店があるということを知っていますか?
リアル店舗でもネットでもクレジットカードのショッピング枠の現金化をするショップがあります。
なぜそのような店があるのでしょうか?
そもそもショッピング枠の現金化とはどのような仕組みなのでしょうか?
クレジットカードのショッピング枠の現金化する理由とは?
クレジットカードには基本的に2つの機能があります。
・ショッピング枠
・キャッシング枠
この2つですね。
ショッピング枠は買い物をするための機能。
キャッシング枠は現金を借りるための機能。
もともと現金を借りる機能はクレジットカードには備わっています。
ではなぜ、わざわざショッピング枠を現金化するのか?
ショッピング枠を現金化しなければならない主な理由
・キャッシング枠が足らない
・キャッシング枠を限界まで使っている
・早急に現金が必要
このような理由が考えられます。
非常にお金に困っている状況です。
その場しのぎにクレジットカードの現金化をする場合が多いようです。
クレジットカードの現金化の仕組み
では、ショッピング枠を現金化する方法や仕組みはどうなっているのでしょうか?
一番多い事例は「買取方式」や「キャッシュバック方式」があります。
買取方式とは・・
クレカのショッピング枠現金化の業者がお客に対して指定の商品をクレジットカードで購入させます。
その購入した商品を買い取るというものです。
換金率は90%〜95%位が一般的です。
つまり、換金率は90%だった場合は・・・
10万円の商品を購入して、9万円の現金を得ることができます。
つまり1万円は手数料として取られます。
これが数十万円だと・・・・
とんでもない手数料を取られることになります。
半端ない損をすることになりますね。
このような業者はリアル店舗でどうどうと営業していたりします。
もちろんネットにも数多く存在します。
クレジットカードのショッピング枠の現金化の問題点
買い物をするための機能であるクレカのショッピング枠。
このショッピング枠を換金目的で利用することに問題はないのでしょうか・・・?
結論は問題ありです。
そもそもクレジットカード発行会社は換金目的でのショッピング枠の利用を認めていません。
きちんと会員規約に書いてあります。
会員規約をきちんと読まない人は多いですが、一度読んでみることをオススメします。
会員規約に違反することがわかったら、クレジットカードは強制的に解約となります。
そうなると利用料金の一括返金を要求されることとなります。
リボ払いやキャッシングの残高がある場合は、一気に返済をしなければなりません。
ただでさえ厳しい状況なので、一括返金を求められると大変な状況になるのは火を見るより明らかです。
クレジットカード会社はショッピング枠の現金化を見抜く技術が向上しています。
バレる可能性も高くなっています。
そしてもっともヤバいリスクが自己破産ができなくなる場合があることです。
借金返済ができなくなった最後の手段が使えなくなります。
そして、ショッピング枠の現金化の業者は一部闇金業者が運営しているところがあります。
このような業者をうっかり利用してしますと、犯罪やトラブルに巻き込まれます。
個人情報やカード番号が悪用されてしますリスクがあります。
このようにショッピング枠の現金化には様々なリスクがあります。
これほどのハイリスクを取ってでも、ショッピング枠の現金化を利用しようと思うでしょうか?
まとめ
クレジットカードのショッピング枠の現金化は「日本クレジット協会」でも注意喚起しています。
「日本生活センター」にもショッピング枠の現金化の相談が多数あるようです。
このようにショッピング枠の現金化は健全とはかけ離れたものです。
しかし、それなのにショッピング枠の現金化を推奨するようなサイトは多数あります。
間違った情報を鵜呑みにしないように十分注意しましょう。