クレジットカードの国際ブランドをいくつ知っていますか?
一番有名で多く見かけるのが「VISA」ですね。
次に「マスターカード」や「JCB」をよく見かけますよね。
そして、たまに「アメックス」。
あまり見かけない「ダイナースクラブ」
この5つがクレジットカードの5大ブランドでした。
でした・・・というのは今は5大ブランドではありません。
今はこの他にプラス2つの国際ブランドができました。
一つは経済的に調子がいい、バブルとも言われる中国初の銀聯カード(UnionPay).
日本でも三井住友カードなどが取り扱っています。
そして、日本ではめったにお目にかかれない「ディスカーバーカード」。
この2つを合わせて、クレジットカードの7大ブランドといいます。
今回は日本では馴染みのない「ディスカバーカード」について解説します。
ディスカバーカードとは?
日本でディカバーカードを見たことがありますか?
割と見たことがない人が多いのではないでしょうか。
それはそのはずです。
だって日本では発行していませんもの。
ディスカバーカードはアメリカの大手デパートのクレジットカードです。
それが成長して、クレジットカードとして独立したのが「ディスカバーカード」です。
国際ブランドとして認められたのは2005年です。
まだまだ新しい国際ブランドですね。
しかし、アメリカでは400万以上の加盟店があります。
アメリカ版JCBとでも考えればわかりやすいでしょうか。
ディスカバーカードの日本の加盟店はありません。
でも、日本で使うことは可能です。
それはなぜでしょうか・・・?
答えはJCBと提携しているからです。
日本人も恩恵がある? ディスカバーカードとJCBの提携
つまりJCBが使えるところはディスカバーカードが使えます。
でもディスカバーカードを持っている日本人は基本的にいません。
でも提携するメリットはあります。
アメリカからくる観光客を狙ってJCBと提携しているわけです。
JCB加盟店からすれば、アメリカ人の売り上げアップにつながれば嬉しいですよね。
そして、忘れてはいけない大切なことがあります。
JCBとディスカバーカードは相互提携です。
つまりディスカバーカードが使える加盟店ならJCBも使えます。
割と知らない人が多いのではないでしょうか?
JCBは海外に弱いなんて言われていますが、ディスカバーカードの加盟店を考えると・・・
アメリカでは使える店がグッと増えます。
ディスカバーカードは見えにくいところで、大きく日本人のクレジット事情にかかわってきています。
まとめ
ディスカバーカードのシェアはJCBの約半分です。
とはいえディスカバーカードのシェアはダイナースクラブカードと同じくらいです。
こう聞くとJCBなかなかやるじゃないか・・・
と思いますが、中国の銀聯カードと比べると残念です。
銀聯カードはJCBの約10倍のシェアを持っています。
まぁ、中国人の人口を考えたら、そうなるのかもしれません。
ディスカバーカードが今後シェアを伸ばしていくのか?
日本で契約出来るようにするのか?
まだまだ未知数なクレジットカードです。