現在の法律では給料を電子マネーで支払うことはできません。
日本の給料は銀行振り込みか手渡しですね。

最近は手渡しはほぼないので、100%に近いくらい給料は銀行振り込みではないでしょうか?

ちなみに、あなたはこの給料支払いを銀行振り込みで不便を感じていますか?
電子マネー支払いだったら便利だなぁと思いますか?

ぶっちゃけ私は思いません。

電子マネーで給料振り込みは・・・反対です。

なぜ給料振り込みを電子マネーにしたいのか?

政府はキャッシュレス化を急いでいます。
日本は世界でキャッシュレスに関しては大きく後れを取っていますからね。

でも、給料支払いを電子マネーにすることを解禁するのは極端な話だと思います。

そもそもこの電子マネーでの給料振り込みのターゲットは日本人ではなく外国人労働者です。
外国人は日本の銀行口座の開設が難しいということがあります。

そこで、電子マネー振り込みにすれば、銀行口座はなくていいしキャッシュレス化も進む。
政府にとっては一石二鳥の政策かもしれません。

が・・しかし問題や山積みです。

給料振り込みを電子マネーにすることの問題点

給料振り込みされた電子マネーは日本中すべてのお店で使用できるのか?
これは大きな問題ですが、すべてのお店で利用可能な電子マネーを作るのはかなり難しいでしょう。

給料振り込みにはどの電子マネーを使用するのかという問題もありますね。

今現在ではまだまだ日本は現金主義が大多数です。
その状態で来年度2019年から電子マネーでの給料支払いを解禁するらしいです。
かなり勇み足では?

外国人労働者がターゲットのようですが、その電子マネーを海外(自国)で使えるのか?
また、自国の家族に送金をすることは可能か?
電子マネーでは無理だと思います。

仮想通貨ならばという意見もありそうですが、仮想通貨はレートの値動きがありすぎです。
給料支払いの通貨としては、まだまだ適切ではないと考えます。

それを考えると、やはり適切なのは銀行振り込みではないでしょうか。
改善すべきは、外国人労働者が少しでも日本の口座を作りやすくすることではないでしょうか・・・

まとめ

なぜそこまでキャッシュレスを急ぐのか?
もちろん2020年東京オリンピックもあるでしょう。

それでも急ぎすぎな感じはしますね。
給料振り込みを電子マネーにするのは極端な気がします。

もちろん電子マネーは交通系電子マネーなどは非常に便利でなくてはならないものになりつつあります。

しかし、便利なのはあくまでも電子マネーとしての限定的な使用に関してです。
電子マネーやクレジットカード、現金などの使い分けはまだまだ必要だと思いますが・・・

あなたはどう考えるでしょうか?

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