偽造クレジットカード対策として、有効と言われているのがICチップ搭載のクレジットカードです。
今、日本で発行されているクレジットカードの9割位はICチップのクレジットカードです。

これだけ聞くと、日本のクレジットカードの偽造対策はかなり進んでいるように思えますが・・・・
実際、国内外の犯罪組織から日本はクレジットカードは完全に狙われています。
偽造がやりやすい・・・・ってことですね。

なぜなんでしょうか?

クレジットカードをIC化しただけでは意味がない?

ICチップは磁気ストライプに比べると偽造が非常に困難です。

たとえデータを抜き取ることに成功しても、それを解読することはほぼ不可能とも言われています。
そして、日本は2020年までには全てのクレジットカードをICチップ入りにするようです。

なら偽造対策万全か?

いやいや・・・全くもってダメなんです。

なんてったって海外の犯罪組織に日本は偽装がやりやすいなんて言われちゃってるらしいですから。

忘れてしまいがちですが、クレジットカードをIC化しても、店側のクレジットカードリーダー(読み取り機)がIC対応してなければ意味がないです。

店側はIC対応のカードリーダーに入れ替えるには、費用がかかってしまうのでかななか進みません。
未だに半分以上はICに対応していないカードリーダーを使用しているようです。

結局クレジットカードがICでもカードリーダーがIC対応してなくて、磁気ストライプで決済していたらICチップ非対応のクレジットカードと同じです。

ICチップのクレジットカードだからスキミング被害に合わないと思ったら大間違いですよ。

まとめ

結局犯罪組織と防犯対策はいたちごっこです。
ICチップが偽造されにくいとか、ほぼ不可能と言われますが、犯罪組織は抜け道をみつけます。

やはり暗証番号を特定されにくい番号にしたり、カードの取り扱いに注意したりする必要はあります。

まだまだ、日本はICチップのクレジットカード対応のカードリーダーが普及していないことも頭に入れておきましょう。

でも、日本はキャッシュレスを目指していますよ。

なので、IC対応のカードリーダーはどんどん普及していくことでしょう。
そして、偽造対策も遅れていますが、どんどん進んでいくと思いますし期待しています。

安心のキャッシュレス社会が訪れるといいですね。

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