リボ払いは便利な反面、使いすぎてしまうデメリットがあります。
でも、うまく利用すれば便利なシステムではあります。
できれば、利用しないに越したことはありませんが・・・・
さて、今回はキャッシングのリボ払いの「残高スライド方式」について解説します。
記事の目次
残高スライド方式とは？
通常リボ払いだと、クレジットカードのショッピング枠のリボ払いを思い浮かべる人が多いと思います。
これの多くは「定額リボ」と呼ばれるシステムです。
定額リボルビング方式とは
今回説明するのは「残高スライド方式」です。
この方式はキャッシングやカードローンの返済方式で多く採用されています。
この「残高スライド方式」とは・・・・
毎月の借り入れ残高によって、毎月の支払いが変動します。
クレジットカードのショッピング枠で多く使われている「定額リボ」とは異なる方式ですね。
例えば、残高が・・・
・10万円の場合・・・毎月の支払いは1万円
・30万円の場合・・・毎月の支払いは2万円
・50万円の場合・・・毎月の支払いは3万円
このように残高が増えれば増えるほど毎月の支払いが増えていきます。
事例で説明します。
先月の支払いの残高が9万円だったとしましょう。
すると先月の支払いは1万円で、残高は8万円です。
でも先月1万円キャッシングしたとします。
すると、今月は残高が9万円になりますね。
でも支払いは1万円のままです。
そして、今月更に22万円キャッシングしたとします。
来月は残高は30万円になります。
ここで毎月の支払いは2万円に自動で増えます。
逆に支払って残高が30万円から10万円に減った場合の支払いは2万円から1万円に減ります。
この毎月の支払額などは、あくまでも参考例であり実際の支払い金額は会社によってことなります。
このように毎月の支払いが変動するリボ払い方式を「残高スライド方式」といいます。
ちなみに会社によっては「残高スライド方式」と記載がない場合もあります。
でも支払い方法は「残高スライド方式」になっていることもあるので、貸付条件はよく読んでおきましょう。
まとめ
私個人的な考えを申しますと、残高スライド方式は理にかなったリボ払いだと考えます。
残高が増えれば、毎月の支払いも増えるのは当然のように思えます。
定額リボの場合は10万円の残高でも、100万円の残高でも毎月の支払いは設定した金額で変動しません。
このことが、更に使いすぎを助長する原因となっているのではないかと考えます。
リボ払いのメリット、デメリット
これから当然のようにキャッシュレスが進んでいくことでしょう。
そんな中でカード破産とならないように、注意しましょう。
特にリボ払いをしている場合は残高に注意しましょう。