クレジットカードにはランクがあります。
主に色でランク分けされていますね。

  • ブラック
  • プラチナ
  • ゴールド
  • シルバー

このような感じです。
ブラックが一番の高ランクになります。

ちなみに、細かく言うと、シルバーランクの下に年会費無料のランクもあります。
ゴールドランクにも「通常のゴールド」と「格安ゴールド」に分けることが可能です。

今回はランクの上位2種類の「ブラックと「プラチナ」についてお話します。

まず最初に「ブラックカード」とは何かについて説明します。

ブラックカードとは

「ブラックカード」=「アメックスセンチュリオンカード」というイメージがあるくらいアメックスのイメージです。

アメックスがブラックカードの名前の由来とも言われています。
センチュリオンカードの色が黒だからですね。

ではカードの色(デザイン)が黒ならブラックカードか?
というと違います。

黒いクラシカルなデザインのクレジットカードでも普通のランクである場合も多いです。
カードデザインは関係ないとも言えます。
これはプラチナカードも同様です。

注意

唯一ゴールドカードはカードデザインがゴールドで統一されています。
逆にゴールドカードでないのに、カードの色がゴールドというクレジットカードはありません。

また、本人から申し込みできるブラックカードはありません。
公式のラインナップにもありません。
インビテーションのみの申し込みになります。

そのインビテーションもプラチナカードを保有してなければ基本的に届きません。
超高収入のお得意様しか取得できないのがブラックカードですね。

なぞに満ちたブラックカードです。
それだけに、実情とは違う、間違った都市伝説的な話も多くあります。

プラチナカードとは

昔は基本的にインビテーションが届かなければ申し込みできませんでした。
しかし、最近はプラチナカードは申し込みできるのが、当たり前になりました。
公式のラインナップにも登場するようになりましたね。

ただし、申し込みができるというだけで、審査はなかなか通らないです。
たとえ、1つ下のランクのゴールドカードを保有していても、通りにくいです。

ブラックカードで有名なアメックスのプラチナカードも、現在は申し込み可能です。
インビテーションなしでも、申し込みができます。

ただし、申し込みできても、審査を通過するかは別問題です。

当然ですが、プラチナカードの年会費は高いです。
アメックスプラチナだと年会費13万円です。
三井住友VISAプラチナカードだと年会費5万円です。

年会費とはいえ、この金額を毎年支払うのは、普通のサラリーマンには厳しいです。
なかなか一般的なサラリーマンでは手が届かないカードですね。

プラチナカードとブラックカードの違いは曖昧?

ここで、結論を言ってしまいます。

プラチナカードとブラックカードの違いは、
プラチナカードより、高いサービス、利用上限を提供しているクレジットカードです。

簡単に言えば、プラチナカードの上位に位置しているのが「ブラックカード」です。
※一部例外があります。

プラチナカードとブラックカードの違いは結構曖昧です。

例えば「JCB THE CLASS」というJCBで最高ランクのカードがあります。
これはブラックカードかプラチナカードか・・・・?
どっちなのかは人によって認識が違います。

カードのデザインが黒なので、ブラックカードと呼ぶ場合が多いです。
しかし、JCBにはプラチナカードがありません。
ならば、「JCB THE CLASSは」プラチナカードでいいのでは?
という意見もあります。

JCB THE CLASSの付帯保険などを見るとアメックスプラチナの付帯保険に見劣りします。
そのようなカードをブラックカードと呼ぶのか・・・?

なかなか難しいですね。

誤解がないように解説しますが、JCB THE CLASSはステータスは高いです。
これは間違い無いです。

インビテーションのみの入会で審査基準も厳しいです。
JCB THE CLASSのみが使える特別な特典もあります。

ただ、ブラックカードと呼べるかは疑問だというだけです。

このように、カードのデザインが黒だから「ブラックカード」とは言えません。

例えば、三井住友プラチナカードのデザインはブラックです。
下図のように、パッと見て「ブラックカード」に見えます。

よく見れば、PLATINUMの文字があるので、プラチナカードであることはわかりますね。

しかし、三井住友カードのカードデザインはかっこいいですよね。

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もう1つ例がを出します。

「LUXURY CARD 」というクレジットカードがあります。
その名の通り、ラグジュアリーな人向けのカードです。

この「LUXURY CARD 」の最上位は「ゴールドカード」です。
ゴールドカードの下のランクに「ブラックカード」というラインナップです。

このようなランク分けをしているクレジットカードもあります。

つまり、クレジットカードのランクについて、明確な決まりはありません。
一般的にプラチナカードの上位がブラックカードと言われているだけです。

まとめ

「ブラック」か「プラチナ」かが曖昧なカードも存在します。

はっきりブラックカードと言えるのは下記の3つでしょう。

  • アメックスセンチュリオン
  • ダイナースクラブプレミアム
  • VISAインフィニットカード

上記3つがブラックカードという認識でいいでしょう。

残念ながらブラックカードは普通のサラリーマンでは、まず持てません。
プラチナカードは大手企業の役員ならば持てるでしょう。

プラチナカードもブラックカードも保有しているとVIPな特典を受けることも多いです。
ステータスも高いです。

ただ、あまりクレジットカードのランクにこだわる必要はないと私は考えます。
電子マネーが普及して、実際のカード本体を提示しない状況が増えました。

見栄の為に、ステータスカードを持つ意味も、ほとんどなくなりましたね。

年会費を支払う価値があるクレジットカードを所有しましょう。
「ブラックカード」や「プラチナカード」の年会費を支払う価値があると判断すれば、それを契約するのも、いいと思います。

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