ご存知の方も多いと思いますが、JCBとはクレジットカードの国際ブランドの1つです。
日本発祥の唯一の国際ブランドなんです。
日本人であれば、JCBのついたのクレジットカードは持っておきたいところですね。
さて、今回紹介するクレジットカードは「JCBオリジナルシリーズ」です。
JCBの国際ブランドがついたクレジットカードは沢山ありますが・・
この「JCBオリジナルシリーズ」はJCBが発行するクレジットカードです。
提携カードではなく、国際ブランドが自ら発行する「プロパーカード」なんです。
プロパーカードといえば、アメックスカードやダイナースカードが有名です。
ちなみにVISA、マスターカードは直接のクレジットカードの発行はしていません。
数少ないプロパーカードの1つです。
当然プロパーカードはステータスが高い傾向にありますね。
そんなステータスの高いJCBオリジナルシリーズのラインナップをみていきましょう。
記事の目次
JCBオリジナルシリーズのラインナップ
この記事では、個人用を紹介しますので、法人カードは省略します。
まず、JCBオリジナルカードの申し込み可能な券面は6つのラインナップがあります。
・JCB CARD EXTAGE
・JCB CARD WとJCB CARD W plus L
・JCB CARD R
・JCBカード
・JCBゴールド
・JCBプラチナ
注意してほしいことは、通常申し込みできるのが上記6つのクレジットカードです。
この他にインビテーションでしか申し込みできないカードは2種類あります。
・JCBゴールド ザ プレミア(JCBゴールドを利用し、インビテーションからの申し込み)
・JCB THE CLASS(JCBオリジナルシリーズを利用し、インビテーションからの申し込み)
このようにインビテーションからの申し込みの券面を合わせると8つがJCBオリジナルシリーズのラインナップになります。
| JCBオリジナルシリーズラインナップ | ||
| 券面 | 年会費 | 特徴 |
| JCB CARD EXTAGE | 無料 | ・18歳以上、29歳以下限定 ・初回更新で審査の上、JCBカードに切り替え ・EXTAGEボーナス ・海外の利用はポイント2倍 |
| JCB CARD W | 無料 | ・ポイント2倍 ・39歳以下限定 ・puus Lは女性向け(LINDAのサービス) |
| JCB CARD R | 無料 | リボ払い専用カード。 ポイント通常の4倍。 高還元率カード。 |
| JCBカード | 1250円(税別) 初年度年会費無料 条件を満たすと翌年の年会費無料 | ・スタンダードなシルバーランク ・ディズニーデザインあり ・海外の利用はポイント2倍 |
| JCBゴールド | 10000円(税別) オンライン入会の場合初年度年会費無料 | ・ゴールドランク ・JCBゴールド ザ プレミアのインビテーションの可能性あり ・ディズニーデザインあり ・海外の利用はポイント2倍 |
| JCBゴールド ザ プレミア | 15000円(税別) 年間100万円以上利用すれば、年会費1万円(税別) | ・プライオリティパス(プレステージ) ・ダイニング30 ・JCB Lounge 京都が利用可能 ・専用デスク ・JCBザ CLASSのインビテーションの可能性あり JCBプレミアムステイプラン |
| JCBプラチナ | 25000円(税別) | ・プラチナランク ・JCBザ CLASSのインビテーションの可能性あり ・コンシェルジュデスク ・グルメ・ベネフィット ・プライオリティパス(プレステージ) ・JCB Lounge 京都が利用可能 ・海外の利用はポイント2倍 |
| JCBザ・クラス | 50000円(税別) | ・JCB最上位カード ・ディズニーランドとシーの専用ラウンジの利用 ・USJの会員専用ラウンジの利用 ・2万円相当のカタログギフト ・専用コンシェルジュ |
JCBオリジナルシリーズをランクで区別
では、この6種類プラス、インビテーションのみ申し込める2種類,全部で8種類の券面をランク別で区別してみましょう。
かなりザックリの解説です。
詳しくは券面の個別の記事を作成しますので、興味がある人はチェックしてくださいね。
JCB CARD EXTAGE
まず、「JCB CARD EXTAGE」は18歳から29歳のいわゆるヤングカードです。
年会費は無料で、ポイント還元などの特典があります。
また、JCBシリーズの入門として、またはステータスカードの入門として最適な1枚だと思います。
ここから、JCBカード、JCBゴールドとクレヒスを積み上げつつランクアップしていくのがいいでしょう。
ただ、初回の更新でJCBカードにアップグレードするのですが、自動アップグレードではないです。
再審査があるので、審査落ちということもあります。
普通に使って、クレヒスにマイナスがつくようなことをしてなければ、アップグレードに支障はないと思われます。
JCB CARD EXTAGEに申し込める年齢ならば、最初のJCBオリジナルシリーズとしておすすめです。
ただし、アップグレードが必ずあるということを認識しましょう。
JCB CARD W
さて、お次は「JCB CARD W」です。
これはJCB CARD EXTAGEと違い、年齢制限はありますが39歳まで申し込み可能です。
また、ネットのみ申し込みが可能です。
しかも、一度申し込めば、40歳以上の年齢になってカード更新になっても問題なく更新できます。
申し込みが39歳までという制限だけです。
このカードの特徴はポイント還元が通常の2倍と高還元率になっていることが特徴ですね。
JCBオリジナルシリーズでポイントを沢山、効率よく貯めたいなら「JCB CARD W」がおすすめです。
また、この「JCB CARD W」には女性向けの「JCB CARD W plus L」という女性向けバージョンもあります。
女性ならこのplus Lの方がおすすめです。
(女性向け保険をお得に任意付帯できる「お守りリンダ」、また、女性向け情報の「LINDリーグ」が受け取れる)
このように、「JCB CARD W」はゴールドカードはいらないけど、JCBオリジナルシリーズをお得に使いたいという人にぴったりのカードです。
ただ、年齢制限があるので注意してくださいね。
JCB CARD R
Rはリボ払いの「R」つまり「リボ払い専用カード」です。
ポイント還元率は4倍と高還元率です。
新規入会などの特典でさらにポイント還元率がお得になり、ポイントが一番貯めやすいカードです。
ただし、リボ払い専用カードです。
これをしっかりと理解して申し込む必要があります。
リボ払いのメリット、デメリット
正直なところ、私はあまりおすすめしませんが、リボ払いを使いことして、手数料を支払ってもメリットがあるなら契約するのもありです。
もちろんお得に使うことは可能です。
ある一定の知識は必要にはなりますが・・・
JCBカード
お次はクレジットカードのラインナップで一番スタンダートなランク「シルバーランク」の位置付けである「JCBカード」です。
JCBオリジナルシリーズの中で、ベーシックで一番スタンダードなクレジットカードです。
初めてJCBオリジナルカードを申し込むなら一番おすすめです。
もちろんJCB CARD Wなども還元率が2倍なので、よいカードではあります。
しかし、プロパーカードを持つなら、ゴールドカードは目指したいところです。
その「JCBゴールド」を目指すのに一番適しているのは「JCBカード」です。
もちろん「JCBカード」の特典(保険など)は他のシルバーランクのクレジットカードと比べても、充実しています。
普通にメインカードで使える実力を持ったカードです。
JCBカード
JCBゴールド
私個人的な考えですが、JCBカードを所有するなら、「JCBゴールド ザ・プレミア」を所有したいです。
そこを目指すのに、必要なのはJCBゴールドを保有して、インビテーションがくるまで使うことです。
とはいえ、JCBゴールドは他のゴールドランクのカードと比較しても、ほぼ特典などで負けることはないでしょう。
もちろんステータスも高いです。
ただ、年会費も1万円(税別)と最近の格安ゴールドカードの年会費などと比べると高いともいえます。
年会費1万円といえば、「三井住友ゴールドカード」です。
ハイステータスなゴールドカードの年会費ですね。
そのような「JCBゴールド」を使いこなして、「JCBゴールド ザ・プレミア」を狙いたいですね。
逆に「JCBゴールド」でなければ「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーションは来ないので注意しましょう。
JCBゴールド ザ・プレミア
ようやくここまできました。
プラチナランクに近いカードですね。
プライオリティ・パスが特典で申し込むことが可能です。
しかも無料です。
この特典はプラチナランクのクレジットカードによく付帯している特典です。
プライオリティパスとは?
JCBゴールド ザ・プレミアの専用デスクがあります。
これもプラチナランクなみのサービスですね。
また、「JCB Lounge 京都」が利用できます。
京都駅ビルにあるプレミアムなラウンジですね。
これがJCBゴールド ザ・プレミアの一番すごい特典かもしれません。
年間15000円(税別)のクレジットカードですが、特典を考えるとコスパが高いです。
特にこの年会費でプライオリティパス(プレステージ)が特典として無料で申し込めるのは普通にすごいです。
インビテーションでしか申し込めない特別なクレジットカードです。
さて・・・その次のランクは「JCBプラチナ」です。
JCBプラチナ
ただし、この「JCBプラチナ」は通常の申し込みが可能です。
インビテーションでしか申し込めないというクレジットカードではないです。
ただし、審査は非常に厳しいと思ってもらっていいでしょう。
JCBゴールド ザ・プレミアはプラチナに近い特典のサービスですが、このJCBプラチナは更にそのワンランク上のクレジットカードです。
でも、このJCBプラチナを所有するのならもうワンランク上のクレジットカード「JCBザ・クラス」を狙いたいですね。
これはJCBオリジナルシリーズの中で最高ランクになります。
ランクでいえば「ブラックカード」です。
JCBザ・クラス
JCBオリジナルシリーズの最上位のクレジットカードが「JCBザ・クラス」です。
プラチナカードの上位なので、実質ブラックカードですね。
ただ、JCBの場合ブラックカードという呼び方はしません。
また、当然ながらJCBプラチナの特典は使えます。
東京ディズニーランド・シーのJCB専用ラウンジが使えるのが、大きな特徴ですね。
ちなみにJCBプラチナでもこの特典は使えません。
まさにJCBザ・クラスの特典ですね。
USJのJCB専用ラウンジもあります。
日本の代表的なテーマパークのラウンジがこれで使えちゃいますね。
コンシェルジュも「JCBザ・クラス」専用です。
この特典が付いて、年会費5万円(税抜)です。
これが安いか高いかは人それぞれの価値観ですね。
当然インビテーションのみの申し込みです。
まとめ
かなりざっくりですが、JCBオリジナルシリーズについて解説しました。
JCBオリジナルシリーズは日本唯一の国際ブランドのプロパーカードです。
特典も日本よりのサービスが充実しています。
やっぱりメインカードとしておすすめします。
Apple Payにも対応しているので、iPhone8以降をお持ちなら、更におすすめです。
また、ここで紹介したJCBオリジナルシリーズの個別のラインナップの更に詳しい紹介は別記事で紹介します。
興味がある人はぜひ、そちらもチェックしてくださいね。

