クレジットカードを新規入会すると得点がつく場合が多いです。
新規入会の特典は結構魅力的だったりしますね。
特に期間限定の得点はお得感が大きいです。
例えば、年会費無料の「楽天カード」は入会特典2000ポイントと初回カード利用で3000ポイントがもらえます。
合計5000ポイント(5000円分相当)がもらえます。
そんな、新規入会特典に惹かれて、クレジットカードを何枚も申し込みしたいと考えたことはありませんか?
このような新規入会の得点がお得なカードは沢山あります。
実際に、その得点に惹かれて、大量にクレジットカードを作ってしまう人もいるようです。
今回の記事はカードを多く作りすぎた場合に、どんなデメリットがあるのかを説明します。
クレジットカードを多く取得することのデメリット
新規入会のメリットは上記で説明した通りです。
豪華新規入会の得点ですね。
では、デメリットは?
まず、大量にクレジットカードを取得すると管理が大変です。
1枚紛失しても気づかないという状況も起こる可能性があります。
もちろん新規入会の手続きは若干面倒というのもありますね。
しかし、注意しなければならないことはクレヒスです。
クレヒスはクレジットヒストリーと呼ばれるものです。
個人信用情報期間の情報のことを指します。
この情報にクレジットカードの様々な利用情報が登録されています。
もちろん入会や退会などの情報も含まれます。
その他に支払いの延滞など、様々な利用状況が登録されます。
このクレヒスは様々なローンを組むときの審査に大きな影響があります。
もちろんクレジットカード新規入会の審査にも影響があります。
では、クレジットカードを作りすぎると、クレヒスにはどのような影響があるのでしょうか。
クレジットカードの作りすぎによる、クレヒスへの影響
上記で記述したように、クレヒスはカードの入会や退会の状況も登録されます。
なので、沢山取得していると、審査に影響があります。
例えば、大きなローンを組む場合・・・
住宅ローンや自動車ローンなどです。
特に住宅ローンですね。
このようなローンの審査には、もちろんクレヒス(個人信用情報機関)の照会が行われます。
審査でクレジットカードを沢山所有していると・・・どうでしょうか。
- なぜ大量にクレジットカードを持っているのか?
- カードを使いまくって破産する可能性があるのでは?
当然ですが、このような疑念を持たれます。
マイナスポイントであることは間違い無いでしょう。
大きなローンを組む予定がある場合、クレジットカードは2、3枚にしておくのがベストです。
また、入会時の得点だけ貰えば、それでいいという考えもあります。
つまり、クレジットカードに入会して、得点をもらって解約です。
しかし、これを繰り返すと、カードの入会を断られるようになる可能性が高いです。
本当に欲しいカードがある場合に作れないということも起こりえます。
このように新規入会得点だけを目的にカードを作るのは、デメリットが大きいです。
やめましょう。
クレジットカードを複数持つと、キャッシング枠が増える
クレジットカードを多く作りすぎることの、もう1つのデメリットがキャッシング枠が増えることです。
正確に言うと複数枚のキャッシング枠の総額が大きくなるということです。
そのことについて、何が問題になるのかを説明します。
審査でキャッシング枠がある場合は、使っていなくても限度額まで借りているものとして扱われます。
住宅ローンや自動車ローンなどの高額な借り入れのときに、このキャッシング枠の影響がでます。
借り入れ額が、それだけ少なくなる可能性が高いです。
もちろん、クレジットカード申し込み時にキャッシング枠を0にしておく方法もあります。
このことに関しては、下記リンクの記事で詳しく説明しています。
興味のある人は参考にしてください。
まとめ
カード会社は新規入会をしてもらえるキャンペーンを沢山打ち出します。
それだけ、新規入会に力を入れています。
だからといって、作りすぎはデメリットが大きいです。
その影響で住宅ローンや自動車ローンが組めない可能性があると考えると・・・・
クレジットカードを沢山作りすぎない方が良いのはわかります。
カードは2、3枚がベストですが、10枚くらい所有しても大した問題ではないようです。
(カードの管理に問題が出る場合があります。)
何十枚も作ると問題がでます。
また、新規と退会を繰り返すのもダメです。
信用は失うのは簡単です。
しかし、取り戻すのは大変です。
クレヒスは大切に育てて行きましょう。
クレジットカードを作る場合は本当に必要かをよく検討してください。