買い物でクレジットカードを出したら、「店員さんにカードが読み込めません」
などと言われたことはありませんか?
私は台湾でこれを言われて非常に焦った経験があります。
提示したクレジットカードが読み込めないというのは磁気不良である可能性が高いです。
そもそも磁気不良の原因となるものは2種類あることをご存知でしょうか?
- 磁気ストライプ不良
- ICチップ不良
クレジットカードの上部に黒いラインがあります。
これを「磁気ストライプ」といいます。
下記の画像の黒いライン部分です。
磁気不良と言われるとこの磁気ストライプの部分が不良になることと思われがちです。
ちょっと昔はそれが定番でした。
実際そこの不具合で磁気不良になることが多いです。
しかし、最近のクレジットカードはもう一つ不良になる場所があります。
ICチップです。
今やほとんどのクレジットカードにこのICチップが埋め込まれています。
カード表面の左側の中心部分にゴールドの金属部分があります。
その場所がICチップのある場所です。
今やほとんどのクレジットカードにこのICチップが埋め込まれています。
カード表面の左側の中心部分にゴールドの金属部分がありますが、その場所がICチップのある場所です。
下記画像を参考にしてください。
運転免許証や電子マネーなど・・・
最近はICチップがないクレジットカードの方が希です。
クレジットカードが磁気不良になった場合の復活は可能?
それでは本題に入りましょう。
上記で記述したように、磁気不良によるクレジットカードの読み取り不可の症状を自分で改善することは出来るのか。
残念ながら、基本的にできません。
ただし、読み取り不可の原因が汚れだった場合は、エタノールなどでカードを拭くことで改善されます。
それ以外に磁気ストライプにセロハンテープをはると復活するという噂があります。
おすすめしません。
これはやらない方がいいでしょう。
実際復活することもあるようが、機械に入れる場合や通す場合にテープが剥がれてしまう可能性があります。
その場合カードが詰まってしまうという不具合にも繋がります。
店の人などに迷惑をかけてしまうので、やめた方がいいですね。
カードの磁気不良の場合は基本的にカードの掃除です。
それで改善されなければカードの再発行となります。
再発行希望の場合は、カード裏面に記載の電話番号に電話して磁気不良の趣旨を伝えましょう。
対応してくれます。
磁気不良となる原因とは
最近のクレジットカードは磁気ストライプとICチップ両方が付いているタイプが一般的です。
通常お店にある読み取り端末はICチップ対応と非対応があります。
ほとんどICチップ対応になっています。
でも、一部店舗ではまだ設備が整っていない店もあるのが現状のようです。
ICチップ対応の端末機での読み込みの場合、通常磁気ストライプの情報を読んで、ICチップの情報を読みます。
なので磁気ストライプの不良の場合基本的に使用できません。
ICチップのみの不具合ならサインに切り替えれば使用可能です。
磁気ストライプは強い磁気に非常に弱いです。
磁気に近づけないように注意しましょう。
下記の項目は一般的に磁気不良になる原因です。
- 携帯やスマホの近くにクレジットカードを置いておいた。
- カバンに付いている磁石に近づけた
- カードが曲がった、衝撃が加えられた
- 高温な場所(夏場の車内など)に長時間置いておいた
ICチップも上記のような状態で磁気不良になる場合がありますが、磁気ストライプより耐久性はあります。
ただ、注意しなければならないのはICチップは静電気に非常に弱い性質があることです。
磁気ストライプは静電気には強い性質があります。
なので、静電気にも注意する必要があります。
またICチップは衝撃にも弱いので注意しましょう。
私の個人的な経験ですが、磁石で閉じることが出来る手帳を使っているのですが、これが原因でクレジットカードの磁気不良になったことがあります。
そのような手帳やカバンなどの磁気も割と強いので注意しましょう。
このようなカードケースは他の磁気の影響を受けにくくするので、磁気不良対策として有効です。
まとめ
基本的に個人で出来るクレジットカードの磁気不良の改善方法は汚れを拭き取るしかありません。
それ以外の原因ならば、再発行しかありません。
再発行は面倒なので、磁気不良にならないように注意しましょう。
特に最近はスマホを持ち歩くのでこのスマホの影響で磁気不良になることも多いです。
そうならないように、クレジットカードの管理は十分注意しましょう。