今回の記事はクレジットカードの系列です。
系列に関しては、最近は結構細かく分類することができます。
でも、今回はクレジットカードの系列を大きく分類します。
系列とは、どんなジャンルの企業が発行するクレジットカードかを分類しています。
系列別に大きく、下記5つに分類することができます。
- 銀行系
- 信販系(プロパー系含む)
- 流通系
- メーカー
- その他
系列によって機能やメリット、デメリット、ステータスなど変わってきます。
あなたの使用目的に合った系列のクレジットカードを選びたいですよね。
また、複数クレジットカードを所有する場合はあえて系列をバラすという方法もあります。
それでは、クレジットカードの選定のための特徴を解説します。
記事の目次
銀行系クレジットカードの特徴
![引き出しにBANKの文字が彫ってある](https://i0.wp.com/creditcard-sikumi.com/wp-content/uploads/2016/12/cre170815-01.png?resize=650%2C350&ssl=1)
まず、銀行系のクレジットカードですが、これは当然他の系列より審査が厳しくなります。
銀行系列ということもあり、信用性やステータスも高いので1枚は持っていたいカードになります。
メインカードにおすすめです。
あなたが使っているメインバンクが発行しているクレジットカードを作るのも良い選択ですね。
もちろんメインバンク以外でも、あなたが欲しいと思えるクレジットカードならそれを選ぶべきでしょうし、思い切ってそこに口座を作るのもいいでしょう。
ただし、銀行系は他の流通系やメーカー系のクレジットカードに比べるとお得感は少なく感じます。
ポイント還元率など流通系のクレジットカードと比べても低い傾向にあります。
(銀行系のポイント還元率は0.5%が多い)
また、カードの際立った特徴があまりないのが銀行系カードの特徴ですね。
一般的にこのような銀行系やプロパー系のクレジットカードを「ステータスカード」と読んだりします。
流通系クレジットカードの特徴
![スーパーのレジ](https://i0.wp.com/creditcard-sikumi.com/wp-content/uploads/2016/12/cre170815-02.jpg?resize=650%2C350&ssl=1)
流通系とは代表的なものとして
- 楽天カード(楽天市場)
- エポスカード(マルイ)
- イオンカード(イオン系列)
- UCSカード(ユニー系列)
- マジカ ドンペン カード(ドンキ系列)
このようにスーパーやなど量販店の買い物をする店が発行しているカードです。
特徴は何と言っても割引があることです。
イオンなどのようにポイント2倍デーなどのお得な日があったりするのが最大のメリットですね。
よくいくお店のカードは作ることをおすすめします。
審査も比較的緩い印象になります。
しかし、ステータスは低い傾向にあります。
メインではなく割引目的とした、サブとして使用するのがおすすめですね。
![avatar](https://i0.wp.com/creditcard-sikumi.com/wp-content/uploads/2018/05/manerger180502-01.jpg?w=1118&ssl=1)
代表格として、「楽天カード」「エポスカード」があります。
この2つのカードは特に人気があり、お得に使えるのでおすすめです。
また、イオンをよく利用する場合はイオンカード、ユニー系列をよく利用する場合はUCSカードなど、頻繁に利用するスーパーのクレジットカードは所有しておくと割引などでお得です。
楽天カード
年会費無料
![Pricing Table Image](https://i0.wp.com/creditcard-sikumi.com/wp-content/uploads/2019/11/016001_0.png?w=1118&ssl=1)
通常のポイント還元率1%で、楽天市場でポイント3倍になる人気の高還元率カード。
ネットショッピングのトラブルに対応。
楽天スーパーポイントも使い勝手がよく、サブカードとして多くの人におすすめできる定番の高還元率カードです。
- Apple Pay、Google Pay対応
エポスカード
年会費無料
![Pricing Table Image](https://i0.wp.com/creditcard-sikumi.com/wp-content/uploads/2016/12/051001_1.png?w=1118&ssl=1)
マルイ発行のクレジットカード
マルイ以外の店舗でもカラオケやテーマパーク、レストランなどなど・・1万店以上の優待店あり。
海外旅行損害保険なども自動付帯しているお得なクレジットカードです。
- Apple Pay、Google Pay対応
信販系クレジットカードの特徴
信販会社が発行するクレジットカードです。
信販会社といえばお金を借りるキャッシングというイメージがありますね。
でも、通常のクレジットカードも出しています。
信販系は主に「プロパーカード」も含みます。
代表的なものとして下記のクレジットカードがあります。
- JCBカード(プロパーカード)
- アメックスカード(プロパーカード)
- ライフカード
- ニコスカード
- ジャックスカード
- セゾンカード
有名どころが多いですね。
信販系クレジットカードは歴史が長いです。
クレジットカード発行の歴史が長い会社が多いです。
その長い歴史のノウハウがあり、質が高いサービスが特徴ですね。
際立った特徴はありませんが、安定、安心の印象があります。
初めてのクレジットカードとしても信販系はおすすめできます。
審査も銀行系に比べて通りやすい印象ですが、プロパーカードは審査が厳しいです。
即日発行のカードもあり、入会しやすくサービスが充実しています。
ただし、高還元率かと言われれば微妙です。
もちろん還元率アップが充実しているカードもあるので、うまく利用すればポイントは貯めやすくもあります。
高い還元率を期待するなら、少しの工夫とどのカードを使うかの選定は必要ですね。
![avatar](https://i0.wp.com/creditcard-sikumi.com/wp-content/uploads/2018/05/manerger180502-01.jpg?w=1118&ssl=1)
特にプロパーカードになるとメインで利用すべきカードです。
プロパーカードはステータスが高いですし・・・
メーカー系クレジットカードの特徴
![見送りをするスーツの営業マン](https://i0.wp.com/creditcard-sikumi.com/wp-content/uploads/2016/12/cre170815-03.jpg?resize=650%2C350&ssl=1)
メーカー系のクレジットカードとはその名の通りメーカーが発行しているクレジットカードです。
例えば、トヨタやソニー、ANAなど自動車会社や家電メーカーなどが出しているクレジットカードです。
最近ではメーカーのクレジットカード業界の参入が増えています。
顧客の囲い込みが目的ですね。
このメーカー系の特徴は審査が比較的緩く作りやすいのが特徴です。
初めてのクレジットカードには最適かもしれません。
また、クレジットカードに付随している特典は狭くなり、多くないです。
しかし、特典の質はメーカー系が非常に高い傾向にあります。
もちろん自社サービスですので、高いのは当然かもしれません。
そのメーカーの商品のヘビーユーザーなら多くのメリットを得られます。
逆にそのメーカーの商品をあまり使わないなら、作るだけ無駄とも言えるクレジットカードです。
まとめ
上記で紹介した4つの系列がクレジットカードの基本となります。
しかし、それ以外にも交通系や通信系などの系列があります。
例えば通信系ならばdカードやソフトバンクカード、au WALLETカードなどがあります。
交通系ならビューカードや名鉄ミューズカードなどが有名ですね。
どういった使い方をするのかで、どの系列のクレジットカードを作るかを考えましょう。
無駄にたくさんカードを作るのはクレヒスを考えてもよくありません。
複数枚作るなら3枚くらいまでにしておくといいですね。
主にメインカードはプロパーカードか銀行系カード。
それ以外をサブカードとするのが一般的です。
自分にあったクレジットカードを選びましょう。