今回の記事はクレジットカードの系列です。
系列に関しては、最近は結構細かく分類することができます。
でも、今回はクレジットカードの系列を大きく分類します。
系列とは、どんなジャンルの企業が発行するクレジットカードかを分類しています。
系列別に大きく、下記5つに分類することができます。
- 銀行系
- 信販系(プロパー系含む)
- 流通系
- メーカー
- その他
系列によって機能やメリット、デメリット、ステータスなど変わってきます。
あなたの使用目的に合った系列のクレジットカードを選びたいですよね。
また、複数クレジットカードを所有する場合はあえて系列をバラすという方法もあります。
それでは、クレジットカードの選定のための特徴を解説します。
記事の目次
銀行系クレジットカードの特徴
まず、銀行系のクレジットカードですが、これは当然他の系列より審査が厳しくなります。
銀行系列ということもあり、信用性やステータスも高いので1枚は持っていたいカードになります。
メインカードにおすすめです。
あなたが使っているメインバンクが発行しているクレジットカードを作るのも良い選択ですね。
もちろんメインバンク以外でも、あなたが欲しいと思えるクレジットカードならそれを選ぶべきでしょうし、思い切ってそこに口座を作るのもいいでしょう。
ただし、銀行系は他の流通系やメーカー系のクレジットカードに比べるとお得感は少なく感じます。
ポイント還元率など流通系のクレジットカードと比べても低い傾向にあります。
(銀行系のポイント還元率は0.5%が多い)
また、カードの際立った特徴があまりないのが銀行系カードの特徴ですね。
一般的にこのような銀行系やプロパー系のクレジットカードを「ステータスカード」と読んだりします。
流通系クレジットカードの特徴
流通系とは代表的なものとして
- 楽天カード(楽天市場)
- エポスカード(マルイ)
- イオンカード(イオン系列)
- UCSカード(ユニー系列)
- マジカ ドンペン カード(ドンキ系列)
このようにスーパーやなど量販店の買い物をする店が発行しているカードです。
特徴は何と言っても割引があることです。
イオンなどのようにポイント2倍デーなどのお得な日があったりするのが最大のメリットですね。
よくいくお店のカードは作ることをおすすめします。
審査も比較的緩い印象になります。
しかし、ステータスは低い傾向にあります。
メインではなく割引目的とした、サブとして使用するのがおすすめですね。
代表格として、「楽天カード」「エポスカード」があります。
この2つのカードは特に人気があり、お得に使えるのでおすすめです。
また、イオンをよく利用する場合はイオンカード、ユニー系列をよく利用する場合はUCSカードなど、頻繁に利用するスーパーのクレジットカードは所有しておくと割引などでお得です。
楽天カード
年会費無料
通常のポイント還元率1%で、楽天市場でポイント3倍になる人気の高還元率カード。
ネットショッピングのトラブルに対応。
楽天スーパーポイントも使い勝手がよく、サブカードとして多くの人におすすめできる定番の高還元率カードです。
- Apple Pay、Google Pay対応
エポスカード
年会費無料
マルイ発行のクレジットカード
マルイ以外の店舗でもカラオケやテーマパーク、レストランなどなど・・1万店以上の優待店あり。
海外旅行損害保険なども自動付帯しているお得なクレジットカードです。
- Apple Pay、Google Pay対応
信販系クレジットカードの特徴
信販会社が発行するクレジットカードです。
信販会社といえばお金を借りるキャッシングというイメージがありますね。
でも、通常のクレジットカードも出しています。
信販系は主に「プロパーカード」も含みます。
代表的なものとして下記のクレジットカードがあります。
- JCBカード(プロパーカード)
- アメックスカード(プロパーカード)
- ライフカード
- ニコスカード
- ジャックスカード
- セゾンカード
有名どころが多いですね。
信販系クレジットカードは歴史が長いです。
クレジットカード発行の歴史が長い会社が多いです。
その長い歴史のノウハウがあり、質が高いサービスが特徴ですね。
際立った特徴はありませんが、安定、安心の印象があります。
初めてのクレジットカードとしても信販系はおすすめできます。
審査も銀行系に比べて通りやすい印象ですが、プロパーカードは審査が厳しいです。
即日発行のカードもあり、入会しやすくサービスが充実しています。
ただし、高還元率かと言われれば微妙です。
もちろん還元率アップが充実しているカードもあるので、うまく利用すればポイントは貯めやすくもあります。
高い還元率を期待するなら、少しの工夫とどのカードを使うかの選定は必要ですね。
特にプロパーカードになるとメインで利用すべきカードです。
プロパーカードはステータスが高いですし・・・
メーカー系クレジットカードの特徴
メーカー系のクレジットカードとはその名の通りメーカーが発行しているクレジットカードです。
例えば、トヨタやソニー、ANAなど自動車会社や家電メーカーなどが出しているクレジットカードです。
最近ではメーカーのクレジットカード業界の参入が増えています。
顧客の囲い込みが目的ですね。
このメーカー系の特徴は審査が比較的緩く作りやすいのが特徴です。
初めてのクレジットカードには最適かもしれません。
また、クレジットカードに付随している特典は狭くなり、多くないです。
しかし、特典の質はメーカー系が非常に高い傾向にあります。
もちろん自社サービスですので、高いのは当然かもしれません。
そのメーカーの商品のヘビーユーザーなら多くのメリットを得られます。
逆にそのメーカーの商品をあまり使わないなら、作るだけ無駄とも言えるクレジットカードです。
まとめ
上記で紹介した4つの系列がクレジットカードの基本となります。
しかし、それ以外にも交通系や通信系などの系列があります。
例えば通信系ならばdカードやソフトバンクカード、au WALLETカードなどがあります。
交通系ならビューカードや名鉄ミューズカードなどが有名ですね。
どういった使い方をするのかで、どの系列のクレジットカードを作るかを考えましょう。
無駄にたくさんカードを作るのはクレヒスを考えてもよくありません。
複数枚作るなら3枚くらいまでにしておくといいですね。
主にメインカードはプロパーカードか銀行系カード。
それ以外をサブカードとするのが一般的です。
自分にあったクレジットカードを選びましょう。