クレジットカードには利用限度額があります。
限度額に関してはショッピングとキャッシングで別々の限度額が設定してあります。
実際に利用限度額はカード発行会社との審査や契約によって様々です。
少ない場合は１０万くらいから・・・限度額が数百万円なんて場合もあります。
このような利用限度額ですが、引き上げる方法などの情報はよく聞きます。
しかし、わざわざ引き下げるという話はあまり聞きませんね。
でも引き下げる人もいますし、引き下げるメリットも人によってはあります。
引き下げるメリットとは
利用限度額を引き下げると、それだけ高額の買い物ができなくなります。
しかし、逆に余計な無駄遣いをしないようにするというメリットもあります。
つまり使いすぎの防止ですね。
最近はリボ払いで支払っていると、いつの間にか大きな金額になってしまっていた・・・
なんて話も聞きます。
リボ払いは金利手数料が高いというデメリットがあります。
もちろん自動的に分割にできるという便利なメリットもありますね。
リボ払いは管理がしっかりできることが前提ですね。
なので管理が難しい、面倒という人は限度額を引き下げて、強制的に大きな金額を使えなくする方法もあります。
無駄遣いを防止したいのなら利用限度額を引き下げるのは確かに効果的ではあります。
でも、引き下げる金額によります。
100万円の限度額を80万円に引き下げた場合は、あまり意味をなさないでしょう。
逆に40万円の限度額を20万円に引き下げた場合は、無駄遣い防止という意味では効果がありそうですね。
でも、ショッピング枠に関しては上限は高い方がメリットがあります。
テレビや冷蔵庫など大型家電を今買いたい・・・
でも支払いを来月にしたい場合や、分割で支払いたい場合などはクレジットカード払いが便利です。
しかも、大きな金額の買い物では当然その分ポイントも沢山付くのでお得です。
管理が苦手ならば、無駄遣いを防止する方法は他にもあります。
極端ですが、クレジットカードを使わないという方法です。
銀行口座に入っている金額しか使えないデビットカードにするという方法もあります。
この無駄遣い防止の対策ではデビットカードやプリペイドカードを利用することをおすすめします。
あえて、クレジットカードを使わない、つまり信用取引をしないということですね。
電子マネーを使うという方法もありますね。
そして、金額の大きい買い物だけクレジットカードを使うという方法も、無駄使いを防ぐ意味では効果があります。
利用限度額を引き下げる方法
限度額を引き下げる方法はカード裏面に記載してあるコールセンターに電話します。
そして、そこで限度額を引き下げたいと申し出ます。
ここで注意したいことが、リボ払いなどの残金がある場合です。
その場合、当然ですがリボの残金以下に引き下げることはできません。
また、利用限度額を１万円にしたいなどのありえない要求は当然無理なようです。
各社だいたい最低利用限度額は１０万円に設定されています。
つまり、１０万円以下に引き下げることはできないと考えていいでしょう。
利用限度額の引き上げの際には審査があります。
ですが、引き下げの場合はありません。
ただし、注意しなければならないことがあります。
利用限度額を引き下げた後に元の限度額に戻そうとすると審査が必要になります。
つまりどのような状況でも引き上げには審査が必要です。
引き下げるのは簡単で、引き上げるのは難しいということです。
このことから引き下げる場合はよく考えた方がいいでしょうね。
いざというときに、限度額はある程度あった方がよいともいえますから・・・
それなら、クレジットカードの利用回数を減らして、プリペイドカードやデビットカード、電子マネーを使うことをおすすめします。
チャージした金額しか使えないというのは、使いすぎ防止の有効な方法ですね。
まとめ
このように限度額を引き下げることは審査もなく簡単です。
メリットもありますし、デメリットもあります。
どうしても、クレジットカードを使いすぎてしまう場合以外は、ショッピング枠の利用限度額を下げることはおすすめしません。
ただ、シャッシング枠の利用限度額引き下げはローンを組むときに必要になる場合があります。
詳しくは下記記事をチェックしてください。