近年キャッシュレス化がどんどん進んできます。
政府もキャッシュレスかをどんどん進めようとしていますね。
さて、キャッシュレス化で問題になってくるのは、個人事業のような小規模な店舗の経営者です。
例えば、個人の美容室や喫茶店、昔ながらの商店などなど・・・
クレジットカード決済を導入すると加盟店手数料の負担が大きいため、導入したくてもできない場合も多いかと思います。
クレジットカードの手数料は本当に小規模の店舗は負担になります。
そこで、注目したいのが、「スマホ決済」です。
利用者にも手軽でメリットも多いですし、加盟店手数料がクレジットカードより割安なサービスもあります。
特に最近広告をバンバン出している「PayPay」は要チェックです。
PayPay導入について
PayPayについて説明しましょう。
まず、PayPayを運営している会社は複数の会社の合併会社です。
YahooとSoftBankが株主となっているPayPay株式会社が「PayPay」というスマホ決済サービスを運営しています。
大手が運営しているので、信用度は高いです。
そして、PayPayが一般的に広く使われるようになる可能性も高いです。
ここで、いち早く「PayPay」を取り入れるのはメリットがあります。
2019/6/1現在は下記の費用が0円です。
・初期導入費
・決済手数料
・入金手数料
ただし、ずっとこの0円が続くわけではありませんし、0円になる条件もあります。
それぞれ見ていきましょう。
初期導入費
初期導入費が0円というのはありがたいですね。
例えば、大手「三井住友カード」のVISA,マスターカードを導入する場合、初期費用は安くても43000円くらいかかります。
・加盟料 3000円
・決済端末機 40000円〜80000円位
また、このほかに毎回クレジットカード決済の売り上げの5%〜7%が手数料として必要です。
初期費用よりこのランニングコストが負担になったりします。
後から説明しますが、PayPayは決済手数料や入金手数料も無料というのもメリットが大きいですね。
決済手数料はユーザー方式で決済した場合のみで、2021/9/30まで無料
入金手数料は2020/6/30まで無料、ジャパンネット銀行は永年無料
初期費用がなぜ0円なのか?
この疑問に関しては、簡単です。
クレジットカードの場合はカードを読み取るための決済端末機が必要です。
PayPayはバーコードを準備し、加盟店売上管理ツールにアクセスするための端末(スマホやPC,タブレットなど)があれば準備完了です。
決済はお客様のスマートフォンで準備したバーコードを読み取り、お客様自身が会計金額を入力。
レジのスタッフが画面を確認して決済完了です。
導入に関する費用が0円になるのも納得ですね。
決済手数料
決済手数料も無料です。
では、PayPayはどこから収入を得るのか?
お客様がPayPayで決済した場合のポイント還元率最大3%です。
しかも、新規登録で残高500円プレゼントなどの特典もあります。
(期間の定めなしの特典)
いや・・・これじゃ赤字じゃないか・・・・と思うかもしれませんね。
まず、ストア方式では手数料が必要です。
(店舗側がお客様のスマホ端末のバーコードを読み取り決済する方式)
ただし、ストア方式は一般募集はしていません。
コンビニなど一部店舗に導入されているのみです。
個人経営の場合はユーザースキャン方式のみとなります。
このように、ストア方式での手数料の収入がありますが、それでも黒字になるかはわかりません。
関連記事そもそもPayPayは2018年に開始された新しいサービスです。
今は初期投資をして、PayPayの普及に取り組んでいる最中と考えていいでしょう。
注意すべきは決済手数料は永年無料ではない・・・ということです。
2021/9/30まで無料です。
それ以降、有料になるのか、無料継続なのかは不明です。
これを聞くと不安になりますよね。
手数料が必要になった場合、手数料が高くなるのでは・・・?
今はもし負担になる場合はPayPayをやめるという方法も当然あります。
しかし、YahooやSoftBankが株主になっている会社が、PayPayを利用できる店舗を減らすようなことをするでしょうか?
手数料が有料となっても個人事業主が逃げないように配慮した手数料になる可能性が高いと考えています。
もしくは、無料を継続という可能性もあります。
ただし、私個人の考えなので、実際どうなるかは不明ですので参考程度に考えてくださいね。
決済手数料は2021/9/30まで無料ということを考慮すると、今導入するメリットが大きいのがわかります。
公式サイト入金手数料
PayPayで決済した売上の入金手数料は無料です。
これは、2020/6/30までの期間限定です。
ただし、ジャパンネット銀行を入金先に指定すれば、入金手数料は永年無料です。
なので、PayPayを導入する場合はジャパンネット銀行を使うことが必須と言ってもいいでしょう。
締め日は月末締めになりますが、累計決済金額が1万円以上になった時点で締めになります。
入金のタイミングはジャパンネット銀行ならば翌日になります。
それ以外の金融機関ならば最短翌々営業日です。
このことを考慮してもやはりジャパンネット銀行を使う必要がありますね。
PayPayの申し込みについて
初期導入費が0円ということで、PayPayを導入するデメリットはあまり見当たりません。
使えないと思ったら、やめればいいんです。
申し込みも簡単です。
PayPayの公式サイトにサクセスして「加盟店申し込みをする」をクリックします。
そこで、最低限下記の情報を入力するだけで、申し込みが完了です。
・メアド
・氏名
・屋号か法人名
・電話番号
法人の場合別途、登記簿謄本や法人番号が必要となります。
それでも、これだけです。
あとは1〜2週間で導入キットが届いて、加盟店売上管理ツールの設定をすれば導入完了です。
公式サイトまとめ
PayPay導入の魅力は初期費用無料というところですね。
しかも決済手数料が2021/9/30まで無料なので、この期間までに導入したいですね。
注視すべきは2021/9/30以降に決済手数料がどうなるか・・・ということです。
無料継続なのか・・
または、売上の何%を手数料として必要になるのか・・・
若干の不安要素でもありますが、還元率の高さやキャンペーンなど、お客様にとってPayPayを利用するメリットは大きいです。
様々なことを考慮しても、導入を試してみる価値は十分にあると考えます。