前回の記事では「dカード」のメリットとデメリットを別々の記事で書きました。
メリットとデメリットを同じ記事に書くと、メリットに偏りがちになりますからね。
そんな感じで今回はdカードのゴールドランクの「dカードGOLD」そのデメリットにフォーカスします。
記事の目次
dカードGOLDのデメリット
「dカードGOLD」のデメリットは?と考えると、やはり大きなメリットが大きなデメリットであるとも言えます。
「dカード」の記事でも書きましたが、「dカードGOLD」は更にドコモユーザーファーストです。
ドコモユーザーでなければ、特典が半減つまりメリットも半減と言っても大げさではないと思っています。
まず、「dカードGOLD」はドコモのケータイ補償があります。
「dカード」ではドコモの端末を購入後1年間に1万円の補償がつきますが・・
「dカードGOLD」は3年間補償で10万円の補償がつきます。
最近の高額なスマホにも対応できるくらいの補償で、しかも3年補償です。
「dカードGOLD」を持っているだけで、自動付帯する特典です。
この大きなメリットがドコモユーザーだけとなると、ドコモユーザーでない人は大きなデメリットとなります。
また、ポイントもドコモのケータイやドコモ光の利用料金を「dカードGOLD」で支払うと10%のポイント還元がありますが、これもドコモユーザーでなければ無意味な特典です。
ドコモユーザーにはすごいメリットですが・・・・そうでないと重要な特典がないということになります。
1つのクレジットカードとして考えた時にドコモユーザーに偏りすぎてる感じがします。
ゴールドカードのステータスがほぼない
年会費が1万円のゴールドカードとなると、そこそこのステータスがあります。
銀行系のゴールドカードを持っていると、やっぱりステータスというものを感じることができますよね。
特に年会費1万円のゴールドカードの中に「三井住友ゴールドカード」があります。
審査は厳しいですが、ステータス抜群です。
しかし、「dカードGOLD」はドコモのクレジットカードという認知度からステータスはイマイチです。
年会費1万円のステータスはないと考えた方がいいでしょう。
もともとのコンセプトがステータスのあるクレジットカードではなく、お得なゴールドカードということなので、ステータスを期待するのも間違いかもしれませんが・・・
dポイント対応のショップがまだ少ない
ポイントの還元率や貯めやすさは重要です。
dポイントは貯めやすいシステムがあります。
ポイントは貯めることも、使うことも大切です。
そのためにも、dポイントの対象ショップがどれくらいあるかは非常に重要です。
dポイントは、他の共通ポイントに比べて、サービス開始が後発組になります。
まだまだdポイントに対応するお店が少ないのが現状です。
実際に、楽天スーパーポイントが使えるお店は約52万店舗にもなります。
dポイントはというと、約7万店舗くらいだと思います。
楽天スーパーポイントとdポイントの格差はこれだけあるわけです。
ただ、これからdポイントが勢力を伸ばして、楽天スーポーポイントに追いつく可能性もあります。
現状ではdポイント対応ショップは少ないですが、将来的にどうなるかわかりません。
また、あなたの利用するショップの多くが対応していれば問題ないという考えもできます。
考え方次第ではありますが、対応ショップが現状で少ないのはデメリットと言えます。
ドコモ縛りを受ける
何度も説明していますが、dカードGOLDはドコモのクレジットカード。
メリットを活かそうとしたら、ドコモユーザーであり続ける必要があります。
途中で格安スマホとかに変更したら、dカードGOLDのメリットが半減します。
もちろんそういった場合は「dカードGOLD」から「dカード」にダウングレードという技もあります。
結局のところドコモから乗り換えてしまった場合は「dカードGOLD」は不要になる可能性が高いです。
ドコモのケータイやドコモ光の利用料金の10%還元の制限
ドコモケータイやドコモ光の通信費の支払いを「dカードGOLD」にすると10%のポイント還元を受けられますが、あくまでも通信費です。
スマホを購入する場合は割賦払いにしている人が多いですよね。
最近のスマホは10万円を超えるものもあり、一括で支払うのは負担があります。
購入サポートなどもあるため、割賦払いにお得感があります。
しかし、割賦払いは毎月の通信費として支払いますが、dポイント10%還元の対象外です。
スマホ購入代金の支払いは毎月数千円になることもあるので、思ったより獲得ポイントが少ないと感じることになります。
その他、コンテンツの使用料金やドコモ光の手数料や工事費用なども除外されます。
このように、ドコモのケータイやドコモ光で10%のポイント還元の対象は限定されています。
考えているほど、ポイント還元されない場合があるのはデメリットになりますね。
dカードGOLDケータイ補償の適用ハードルが高い
dカードGOLDの大きなメリットの1つが最大10万円のケータイ端末補償が受けられることです。
しかし、通常の機種補償サービスやアップルケア+などの有料補償の代わりになるかとなると、なりません。
あくまでも、補助という役割になります。
その理由として、補償適用のハードルが高いところにあります。
まず、全損でなければいけません。
つまり修理不能状態でなければ、補償適用になりません。
液晶割れでも液晶交換や画面のガラス交換などで対応できる場合は補償適用になりません。
カメラ破損などでも同じです。
あくまでも修理は補償なしで、交換が必要な場合のみ対象ということです。
なので、完全に破損した場合のお守りというのが「dカードGOLDケータイ補償」の役割となります。
その他の正規の補償はやはり必要です。
この補償範囲の狭さと補償適用のハードルの高さはデメリットと言えます。
まとめ
dカードGOLDのデメリットについて解説しました。
注意してほしいことは、デメリットはありますがメリットも沢山のクレジットカードです。
メリットを活かせば、ポイントもザクザク貯まります。
ドコモ通信費の10%ポイント還元はやっぱりお得です。
dカードGOLDのメリットの記事もありますので、この記事と合わせてご覧いただけたらと考えています。
dカードGOLDのメリットや特典とは
私はドコモケータイやドコモ光を利用しているなら「dカードGOLD」の契約は全然ありたと考えています。
ただ、メリットとデメリットを把握して、メリットを活かせるかを確認して申し込んでください。
試しに「dカード」を申し込んで使いごごちを確認して、「dカードGOLD」にアップグレードする方法もおすすめです。
dカードのメリットや特典をわかりやすく解説